医薬品の受け渡し業務を効率化するパスボックス

薬剤部(薬局)と各病棟との医薬品受け渡しは、医療現場の日常業務の中でも欠かせない業務です。

従来の対面による受け渡しでは、医療スタッフが医薬品を受け取りに来るたびに薬剤部を呼び出す必要があり、双方の業務が中断されることによる待ち時間や業務効率の低下が課題となっていました。

一方で、医薬品は適切な管理が求められるため、受け渡しまでの間も安全に保管できる環境が必要です。

こうした課題を解決するのが、対面対応することなく安全に医薬品を受け渡しできる二重ドア式保管庫「パスボックス」です。

病棟と薬剤部を隔てる壁に設置することで、医薬品を安全に保管しながら、双方の都合のよいタイミングで搬入・取り出しが可能になります。時間差での受け渡しを実現し、業務効率の向上と医薬品管理の安全性向上をサポートします。 

パスボックスの運用方法

パスボックスは、差出側と受取側の扉が独立した二重ドア構造を採用しています。 

医薬品を収納した後は、受取側から取り出すまで安全に保管されるため、双方が業務を中断することなく受け渡しを行えます。

断面_

パスボックスの特長

1.衛生環境に適したステンレス鋼板を使用 

パスボックスには、耐食性・耐久性に優れたステンレス鋼板を使用しています。
水分や薬液に強く、日常的な清掃・消毒が行われる医療施設でも衛生的な状態を維持しやすい素材です。病院をはじめ、高い清潔性が求められる環境に適しています。

  • ステンレス鋼板とは

    表面にはクロムと酸素が反応して形成される「不動態皮膜(ふどうたいひまく)」という非常に薄い保護膜があり、この膜がサビの発生を抑えることで、無塗装でも優れた耐食性を発揮します。

    また、高い強度と耐久性を備えているため、長期間の使用に適しており、医療施設の設備をはじめ、食品工場の製造設備・作業台・タンク、製薬工場の製造装置、研究施設の設備など、衛生管理が求められるさまざまな環境で広く使用されています。

     

2.施設に合わせたサイズ・仕様で対応可能

「運用に合ったパスボックスが見つからない」 などといったお悩みはありませんか?
当社は、施設の形状や運用方法等をお客様と相談させていただきながら、製品を設計・製作いたします。 

運用事例1
①差出側(調剤室):ロッカー内を確認できる窓付き仕様
②受取側(医療スタッフ・患者など):処方箋の投入口付き仕様

1差出側1受取側

運用事例2
①差出側(調剤室):ロッカー内を確認できる窓付き仕様
②受取側(医療スタッフ・患者など):ICタグを所持する人のみ開錠可能な電子錠付き仕様

2差出側-12受取側-1

ステンレス鋼板使用製品のご紹介

当社では、パスボックスをはじめ、清潔な環境を大切にされるお客様に向けたステンレス鋼板製品をご用意しております。 

殺菌灯付きステンレス保管庫

殺菌灯付きステンレス保管庫

庫内に保管物を収納し、殺菌灯から紫外線を照射することで、庫内を清潔な状態に保つことができます。 

主な特徴
  • 24時間タイマー機能
    24時間周期で、15分単位の入/切設定が可能です。
    ※ご使用の電源周波数に合わせて、50Hz/60Hzの切り替えが必要です。
  • 電子除湿機能
    電子除湿機能により庫内の湿度を抑え、湿度計で庫内の湿度を確認できます。
  • 殺菌ランプによる紫外線照射
    殺菌ランプの紫外線を庫内に照射し、保管環境を清潔に保つことができます。
  • 前面パネルから簡単操作
    殺菌ランプと除湿機能は、前面パネルのスイッチからそれぞれ入/切操作が可能です。

お気軽にお問い合わせください

私たちは単に製品をお届けするだけでなく、現地調査や図面を拝見しながら、最適なレイアウトの検討から施工、納品後のサポートまでいたします。

パスボックスは、医療施設における業務効率化、安全性の向上、適切な医薬品管理をサポートする設備です。   

導入をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。お客様の環境や運用方法に合わせた最適な製品をご提案いたします。  

パスボックスの導入をご検討中のお客様

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