スチールロッカーの鋼板は、どのタイプも同じ鋼板を使っていると思われがちですが、実際には様々な種類が使われており、弊社のスチールロッカーは、用途に応じて使用する鋼板を変更しています。
むやみに高機能な鋼板を使用するのではなく、使用用途やコストなどにも配慮をした「施設に最適な鋼板」をご提案しています。そして、最適な鋼板を使用することが、末永くご使用いただくための大切なポイントです。
スチールロッカーに使われる鋼板の種類とその特徴
耐食性に優れたZAM®︎鋼板(溶融亜鉛合金めっき鋼板)
弊社で取り扱う最上級グレードで耐食性に優れているのがZAM®︎鋼板です。
一般用途では、屋外に使用される防護壁やガードレールにも使用されている鋼材です。湿気が多い場所や、水分がたくさん付着する可能性がある場合に多く採用されています。塩害地域や風雪地域のサビ対策にも有効です。
※ZAM®︎は、日本製鉄株式会社の登録商標です。
比較的安価に耐食性を得られるボンデ®︎鋼板(電気亜鉛めっき鋼板)
みがき鋼板をベースに耐食性能を高めたのがボンデ®︎鋼板です。
一般用途では、自動車のボディーやひと昔前のガードレールなどにも使用されています。粉体焼付塗装と併用して使用すれば、比較的安価に耐食性を得ることができます。湿気が発生しやすい場所や水分が触れる可能性がある場合に多く採用されています。
※ボンデ®︎は、日本製鉄株式会社の登録商標です。
最適な使用場所
加工性に優れた、一般用途でも多く使われるみがき鋼板(冷間圧延鋼板)
一般的な用途で数多く採用されているのがみがき鋼板です。コストが安く加工性も良いため弊社でたくさんの製品に使われている鋼材です。塗膜の厚い粉体焼付塗装と併用することで、サビの発生を抑えられます。弊社スタンダード製品にも数多く採用しています。
最適な使用場所
製品情報
上記のように、スチールロッカーには様々な鋼板が使用されます。ただし、冒頭でもご説明した通り、むやみに高機能な鋼板を使用するのではなく、使用用途やコストも考慮し、最適な仕様を選ぶことが大切です。 弊社では、鋼板の種類をはじめ、スペースやレイアウトに応じて、空間に合わせた製品をご提案いたします。
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